
出版社:トゥーヴァージンズ 著者:岡倉天心
発行:2026年03月
「日本近代美術の父」とも称される美術指導者・岡倉天心が英文で著した『茶の本』。刊行120周年を迎える本書は、茶道を通して日本、ひいては東洋の精神文化や美意識を欧米に伝えた一冊である。茶の湯を思わせる涼やかな装丁に加え、現代美術家・会田誠氏による解説も収録。簡潔な文章の中に、茶、芸術、人生、自然など幅広いテーマが織り込まれ、天心の深い教養と独自の視点に触れることができる。「儚い夢を想い、美しく愚かしい物事に思いを馳せようではないか」-慌ただしく時間が流れる日々だからこそ、先人の言葉に耳を傾け、立ち止まって考えることの大切さを静かに問いかける一冊。
BIZCOLI 近藤孝子


