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人口減少社会のデザイン

2019.10.15

出版社:東洋経済新報社   広井良典著

発行:2019年10月

 

AIが広く認識されるようになり、最近ではビジネスやサービスの現場で活用される事例を耳にすることも増えてきた。著者は、“AIを活用した社会構想を政策提言”をテーマとした研究を行っている。「2050年、日本は持続可能か」という問題意識から、「持続可能シナリオ」と「破局シナリオ」について、人口、財政・社会保障、都市・地域、環境・資源という4つの局面の持続可能性と、雇用、格差、健康、幸福という領域の考慮し、2018年から2050年までの期間で未来シナリオを予測した。AIが示す日本の未来シナリオは、「都市集中型」か「地方分散型」が最大の分岐点となっており、日本社会の持続可能性を実現する上では「地方分散型」望ましいという結果が示された。しかし、その「地方分散型」実現には、継続的な政策実行が必要となり、本書では、持続可能な社会を実現するための10の論点を示している。

事業開発部次長 平田エマ

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