私たちのからだの表面を覆う「上皮」は、外の世界と内側の世界を分ける、
生命にとって欠かせない”境界”です。
皮膚や腸など、あらゆる臓器で上皮細胞はタイルのように隙間なく並び、
感体を守るバリアを作っています。
その要となるのが「タイトジャンクション」という、
生命にとって欠かせない”境界”です。
皮膚や腸など、あらゆる臓器で上皮細胞はタイルのように隙間なく並び、
感体を守るバリアを作っています。
その要となるのが「タイトジャンクション」という、
細胞どうしを密着させる”粘着テープ”です。
この公講演では、タイトジャンクションがどのようにして体内の環境を守っているのか、
またその働きが乱れると、アレルギーや感染症、がんといった病気にどう関わるのかを、
最新の研究を交えて紹介します。



