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百年先を見通した先覚者『一に人 二に人 三に人~近代日本と「後藤新平山脈」100人』

2017.9.21

出版社:藤原書店 編者:後藤新平研究会
発行:2015年7月

九経調の前身となる満鉄調査部を立ち上げた後藤新平の名言や関連した100人とのエピソードが記された本書。タイトルにも掲げてあるように「一に人 二に人 三に人」という言葉を残している。後藤氏はこの世を作っていくのは人であると常に語っており、人間本意主義に基づいた教育構想の教習所を設置している。他にも「本当に難しいのは退き時だ」や「学術と実際は、距離がないようにせねばならない」など多くの名言名句とともに、人づくりについて腐心している様子が記されている。また、第二部では後藤氏と関わりが深かった人物が100人紹介されている。勝海舟や福沢諭吉、ソビエト独裁者であるスターリンなどが挙げられている。後藤氏が人をつくり、また後藤氏自身も多くの人に育てられている様子が描かれている。

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