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島のてっぺんから日本の今が見える シマ好きバンカーの島学こと始め

2020.1.15

出版社:鉱脈社  著:小池光一

発行:2019年12月

銀行マンとして要職を歴任した著者が、社会人1年目に初めて離島を旅したことをきっかけとして、日本全国の島を旅して体験してきたこと、感じたことを1冊の本にまとめたものである。島という限られた世界ではあるが、そこには日本人の文化やルーツが息づき、一方で人口流出や高齢化など日本が抱える課題の最前線に直面していることが記されており、その内容は島それぞれの魅力にとどまらない。太古の時代から島の人々が「国境」に関わらず、世界と交流してきたことを踏まえて、海に囲まれ、フロンティアにあふれているはずの日本において、人々の視野が狭くなっていることに言及するほか、文中で「公私におけるオンタイム」と著者が表現するように、仕事以外の時間に打ち込める何かを持つことの大切さを訴え、働き方改革についても触れるなど、「島」の経験を踏まえて、今の日本の問題点に切り込んでいる。

事業開発部次長 平田エマ

表紙は鉱脈社サイトから引用

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